静 映 | ●東山魁夷 マスターピースコレクション
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静 映

長野県県民文化会館(現ホクト文化会館)の中ホールの緞帳となった東山魁夷『静映』は斑尾高原の小さな神秘的な湖である〔希望湖〕を描いたものですが、大勢の人々が訪れて自然環境の破壊を懸念した画伯は、取材地を長野県北部としか記さなかったそうです

 

■ 限定 / 300部
■ 技法 / 彩美版®プレミアム
■ 額寸 / 58.6×99.4㎝
■ 監修 / 東山すみ
■ 制作 / 共同印刷株式会社
■ 価格 / 完 売

 作品本体が額から浮き出るデザイン額装で、これまでにない臨場感があります。

昭和58年に開館された長野県県民文化会館の中ホールの緞帳の原画を依頼された私は、どんな題材が良いかと、いろいろ考えました。そこで何か信州にゆかりのある風景を描きたいと思いましたが、緞帳は高さに対してずいぶん横に長いプロポーションですので、まず構図上の制限があります。それで私は、長野県の人々に親しみ深い風景の中でも清澄な山の湖がふさわしいのではないかと考えました。初夏の湖の朝早い静かな情景を描きたい、との構想の基にスケッチを取り出して眺めているうちに、私はここぞと思う一枚の風景が目に浮かんできました。色彩は青を基調とし、白樺などの新鮮な感じの緑と背後の杉の濃い緑を対照させてみたらと考えました。そしてそれらの木立が、そのままの姿で水に映っている構図にして緞帳の原画となりました。     【画文集「信州讃歌」1995年】より

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